Google、新gTLD「.google」「.youtube」「.lol」など計画
米Googleは1日、「.google」や「.youtube」などの新gTLDを運用していく方針を明らかにした。
新gTLDとは、これまで「.com」「.net」など22種類に限られていたgTLD(generic Top Level Domain:分野別トップレベルドメイン)について、社名や地名を使った文字列を企業などが登録して運用できるようにする枠組み。ドメイン名を管理するICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)が、5月30日まで申請を受けて受けていた。
Googleでは申請した具体的な文字列は公表していないが、以下の4つのカテゴリーに分類されると説明している。
- 「.google」など、Googleの商標もの
- 「.docs」のような、Googleのコアビジネスに関連したドメイン
- ユーザーエクスペリエンスを改善するドメイン。例えば「.youtube」ならば、YouTubeのチャンネルであることなどが容易に認識できる
- 創造的な可能性のありそうなドメイン。例えば「.lol」(laughing out loudの略)など
ICANNによると、申請期間終了まで1時間を残した5月30日23時の時点で、1900件以上の新gTLDの申請があったという。ICANNでは、申請のあった新gTLDのリストを6月13日に公表する予定だ。
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(永沢 茂)
2012/6/1 19:34
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