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最速Chromeより2倍も速いAndroidブラウザー「Dolphin」新ベータ版


 モバイルブラウザーを開発しているMoboTapは19日、Android版ブラウザー「Dolphin Browser HD」のレンダリングエンジン「Dolphin Engine」ベータ版を公開した。Dolphin Browser HDはすでにAndroid上の軽快なブラウザーとして高い評価を受けているが、さらなる高速化を目指している。

 HTML5レンダリングではデフォルトブラウザーより5倍から10倍速く、現在最速とされているGoogle Chrome Beta for Androidよりも、状況によっては2倍高速だとしている。

 この新しいレンダリングエンジンはベータ版で、まだGoogle Play Storeでは提供されておらず、APKファイルでダウンロード公開されている。インストール後は、これまでの「Dolphin Browser HD」と見かけ上変わらないが、高速化を体験できる。

 このエンジンは、他社ブラウザーでも使用されているWebKitレンダリングエンジンを独自改良し、HTML5ブラウザーとして最速を目指した製品だ。

 特に、HTML5のcanvas、2D context、テキストレンダリングを高速化した。GPUアクセラレーションによるcanvasレンダリングや、CPU/GPUパラレルコンピューティングを最適化したとしている。

 MoboTapでは、HTML5のブラウザーサポート状況のテストサイト「HTML5test.com」で450点を超えたとし、他社ブラウザーと比較した表を掲載。HTML5の高速化によって、ウェブアプリやウェブゲームの高速化が期待できるとしている。

 同社ではAndroid端末の製品数の多さから全端末でテストができないため、ユーザーにテストに参加してもらい、クラッシュレポートなどの報告を要望している。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2012/6/20 11:15