NTT西、フレッツ 光の1Gbpsサービス値下げ、月額料金が200Mbpsと同額に


 西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は、FTTHサービス「フレッツ 光ネクスト」において、最大通信速度が概ね1Gbpsの「スーパーハイスピードタイプ 隼」を10月1日より提供する。同様のスペックで現在提供中の「エクスプレスタイプ」の月額料金を値下げし、名称を変更するもの。

 2年間の継続利用が条件の「フレッツ・あっと割引」適用時の月額料金は、戸建て住宅向けの「ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼」が5218.5円(別途、加算料840円が必要となる場合あり)、集合住宅向けの「マンション・スーパーハイスピードタイプ 隼」が3087円から(契約世帯数によって異なる)。いずれも10月1日以降、最大200Mbpsの「ファミリー・ハイスピードタイプ」「マンション・ハイスピードタイプ」と同額になるかたちだ。

 なお、従来の戸建て住宅向け「ファミリー・エクスプレスタイプ」は7014円、集合住宅向け「マンション・エクスプレスタイプ」は5197.5円からだった。

 初期費用は、契約料が840円、工事費が2万5200円(代表的な工事の場合)。工事費については、2年間の継続利用を条件に3675円へ割り引く。

 スーパーハイスピードタイプ 隼の申し込み受け付けは9月18日からで、新料金は10月1日より適用する。既存のエクスプレスタイプの加入者は、申し込み不要で10月1日以降はスーパーハイスピードタイプ 隼として利用するかたちになる。

 一方、200Mbpsのハイスピードタイプは今後も提供していくが、同タイプの加入者はスーパーハイスピードタイプ 隼に品目変更手続きをすることで、同じ月額料金で1Gbpsのサービスを利用できることになる。品目変更にあたっては継続利用割引の最低利用期間が引き継がれるため、期間途中であっても解約手数料などは発生しない。

 ただし、集合住宅向けのマンション・スーパーハイスピードタイプ 隼は光配線方式のみの対応のため、配線方式によってはスーパーハイスピードタイプ 隼への品目変更はできない。戸建て住宅向けの場合は原則として、ハイスピードタイプの提供エリアであればスーパーハイスピードタイプ 隼が利用可能。特に複数の端末でインターネットを利用しているような世帯では、最大1Gbpsのスーパーハイスピードタイプ 隼がお勧めだとしている。


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(永沢 茂)

2012/8/27 18:41