Andorid版「Firefox 15」リリース、タブレット用ネイティブUIも実装
Mozillaは28日、Andorid向けウェブブラウザー「Firefox 15」の正式版をリリースした。Android 2.2以上に対応しており、Google Playより無料でダウンロードできる。なお、具体的な対応・非対応機種については、Mozilla Japanのサイトで検証済み機種のリストを公開している。
Andorid版Firefoxは、スマートフォン用に6月にリリースしたバージョン14において抜本的に設計を見直し、表示の高速化など大幅なパフォーマンスの向上を図ったほか、UIも刷新していた。さらに今回、タブレット端末にも対応し、タブレット用に最適化されたネイティブUIを実装したという。
タブレット用UI |
バージョン15の新機能としては、「PCサイトモード」メニューがある。これにより、モバイル向けサイトとデスクトップ向けサイトを簡単に切り替えて表示できるとしている。また、タブの操作性を改善し、スワイプでタブを閉じられるようにした。再設計に伴いバージョン14で一時的に無効化されていたページ内検索や、テキストを範囲選択してコピーする機能もバージョン15で再実装した。
このほか、Android標準ブラウザーからブックマークと履歴を取り込めるインポート機能を追加。プライバシー機能では、閲覧履歴、フォーム履歴、Cookieなどプライベートデータの種類を指定して消去できるようになした。
ホーム画面 | メニュー画面 | プライベートデータの消去画面 |
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(永沢 茂)
2012/8/29 12:37
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