Googleがオンラインチラシを提供開始、位置情報や検索ワードで最適化も
グーグル株式会社は14日、PCやタブレット、モバイル向けのオンラインチラシサービスを開始した。デバイスごとに最適化したデザインのチラシを提供するなど、「オンラインならではの特徴を持つ広告商品」(グーグル)という。
位置情報や検索キーワードなどに基づいた商品が表示されるのも特徴。例えば、ユーザーが「デジタルカメラ」と検索して広告をクリックした場合には、デジカメが表示されたり、「ソニー」と検索して広告をクリックした場合には、ソニーの商品が表示される。位置情報に応じて最寄りの店舗のチラシを表示する機能もある。
オンラインならではの仕組みとしてはこのほか、チラシ内で商品を検索したり、カテゴリー別に商品を閲覧できる。気になる商品をショッピングリストに保存して、出先でそれらを見て買い物をすることも可能。オンラインで購入できる商品については、ショッピングサイトへのリンクも追加できる。
オンラインチラシは、Googleでホストしたり( http://www.google.co.jp/weeklyads )、店舗のサイトに埋め込める。掲載する商品情報は「Google Merchant Center」でアップロードし、一括管理を行える。利用するには、Googleの検索連動型広告あるいはディスプレイネットワークの広告を活用する。料金はクリック課金制。
現時点ではイオンとニッセンの2社が試験的に導入している。
PC向けに最適化されたチラシ | スマートフォン向けに最適化されたチラシ |
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(増田 覚)
2012/9/19 14:02
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