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FoxconnがMozillaと提携、デバイスにFirefox OSを採用

 Mozillaは3日、台湾Foxconn Technology GroupがFirefox OSをデバイスに採用するため、Mozillaと幅広いパートナーシップを締結すると発表した。

 Firefox OSは、HTML5などのウェブ技術に基づき、オープンウェブ向けのモバイルOSとしてMozillaが開発したもの。Firefox OSとアプリはすべて、HTML5やJavaScript、ウェブアプリケーションAPIなどを使用して開発されており、ユーザーや開発者、メーカーは、従来の独自仕様によるモバイルOSの制約を解消できるとしている。

 Foxconnは、各種電子機器などの受託製造で知られる企業。FoxconnイノベーションデジタルシステムビジネスグループのジェネラルマネージャであるYoung Liu氏は、「MozillaのFirefox OSは、HTML5とオープンなウェブ技術に基づいています。その考え方は、Foxconnが推進している戦略と完全に一致します。ソフトウェア開発とハードウェア開発を融合することによって、当社のお客様と消費者の方々により大きなメリットを提供できると考えています」とコメントしている。

(三柳 英樹)