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「VOCALOID3 Megpoid」登録ユーザー向けにMac対応版ライブラリ無償提供開始

 株式会社インターネットは6日、Mac対応版の歌声合成ソフトライブラリ「VOCALOID3 Megpoid Native」「VOCALOID3 Megpoid English」のダウンロード提供を開始したと発表した。Windows版の既存製品である「VOCALOID3 Library Megpoid Native」「VOCALOID3 Library Megpoid English」の登録ユーザー向けにそれぞれ無償提供する。

 なお、ライブラリのライセンスは1個のため、WindowsまたはMacのいずれか1台で利用するかたちとなる。これまでWindowsで使用していたユーザーがMac版を使用する場合は、Windowsでディアクティベーションを行ってライセンスを解除した後、Mac版のインストーラーをダウンロードする手順となる。

 また、Windows版パッケージに付属しているVOCALOIDエディターソフト「Tiny VOCALOID3 Editor」「VOCALOID3 Editor」はMacには対応していない。MegpoidのMac対応版ライブラリを使用するには、ヤマハ株式会社が販売するVOCALOIDエディターソフト「VOCALOID Editor for Cubase NEO」およびDAWソフト「Cubase 7」が必要。

 Megpoidのその他のライブラリのMac対応版については、「Sweet」「Whisper」が9月中旬ごろ、「Power」が9月下旬ごろ、「Adult」が10月上旬ごろのリリースを予定している。また、「VOCALOID3 Library がくっぽいど NATIVE」「POWER」「WHISPER」は10月中旬ごろ、「VOCALOID3 Library Lily」「VOCALOID3 Library CUL」は10月下旬ごろを予定している。

(永沢 茂)