ニュース

「新しいGoogle マップ」に待望の復活機能、複数目的地を指定したルート検索

 米Googleは9日、プレビュー版として公開している「新しいGoogle マップ」のルート検索機能において、複数目的地の指定が可能になる改良を行ったと発表した。

 「ルート・乗換」機能のウィンドウで出発地・目的地を入力すると「+」ボタンが現れるため、必要に応じてこれをクリックすることで目的地を追加していける。いったんルート検索された後も、同ウィンドウで目的地をドラッグ&ドロップすることで訪れる順序を入れ替えることができ、地図上に表示されるルートもそれに追従して自動的に再検索される。

 複数目的地の指定が可能なのは、クルマ、徒歩、自転車のルート検索だが、日本ではもともと自転車のルート検索には対応していない模様だ。

 ルート検索で複数目的地を指定できる機能は、現行の正式版「Google マップ」では提供されているものだ。ユーザーフィードバックで要望が多く寄せられていたとして、「新しいGoogle マップ」で機能が復活したかたちだ。

 「新しいGoogle マップ」ではこのほか、ユーザー自身の飛行機やホテル、レストランなどの予約がある場合に、その場所の地図とともに予約情報を表示する新機能なども追加したという。ただし、この新機能は今のところ米国ユーザーのみの提供で、Google アカウントでログインしている状態で有効になる。

(永沢 茂)