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「Firefox 26」ベータ版公開、Flash以外のプラグインは原則ブロック

 Mozillaは10月31日、ウェブブラウザー「Firefox」の次期バージョンとなる「Firefox 26」のベータ版を公開した。正式版は12月10日リリース予定。

 デスクトップ版(Windows、Mac、Linux)では、Flashを除くすべてのプラグインの実行がブロックされ、起動にはクリックが必要となった。脆弱性が存在する古いプラグインが意図せずに実行されることなどを防ぐもので、Flash以外のプラグインについてはユーザーが実行を許可する必要がある。

 このほか、Windows XP環境でのMP3再生や、Linux環境でのH.264再生をサポート。パフォーマンス面では、表示されない画像をデコードしないようになったため、表示速度が向上した。

 開発者向けには、HTML5ウェブアプリをFirefox OS搭載スマートフォンやFirefox OS Simulator上でテスト、インストール、デバッグを行うために役立つツール「Firefox OSアプリマネージャ」が利用可能となった。

 Android版では、スタートページのデザインが新しくなり、よく利用するサイトや履歴、ブックマーク、リーディングリストなどに素早くアクセスできるようになった。

(三柳 英樹)