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ヤフー、検索連動型広告に京都銀行の偽サイトへの誘導リンクを掲載

 ヤフー株式会社は21日、京都銀行のインターネットバンキングを狙ったフィッシング詐欺サイトへの誘導に、ヤフーの検索連動型広告「スポンサードサーチ」が利用されていたとして、事態を公表した。

 京都銀行では18日、同行のインターネットバンキングの取引画面を模した偽サイトの存在が確認されていることを公表。19日にはこの偽サイトにより顧客の暗証番号やパスワード、第二暗証番号などの情報が詐取され、口座から不正送金が行われたことを発表している。被害口座は3口座で、合計5件、77万1000円の振り込みが行われ、うち4件については資金の払い出し前に返戻を受けたが、1件の50万円については払い出し済みだったという。

 ヤフーでは、この京都銀行の偽サイトが、スポンサードサーチによる検索結果ページの上部、下部、右側に掲載されていた広告からの飛び先であった可能性が高いと説明。掲載されていた可能性のある期間は2月11日〜18日で、該当すると思われる広告のアカウントについては、2月18日に京都銀行からの依頼により停止したという。

 ヤフーでは、今回の事態を厳粛に受け止め、今後は金融関連の広告審査について、システムと人の目を組み合わせた審査をこれまで以上に強化していくとしている。

(三柳 英樹)