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Windows版「QuickTime」、脆弱性を修正したバージョン「7.7.5」公開

 Appleは25日、メディアプレーヤーソフト「QuickTime」の最新バージョン「7.7.5」を公開した。Windows 7、Windows Vista、Windows XP(SP2以降)に対応する。

 同バージョンでは、CVE番号ベースで10件の脆弱性を修正している。これらの脆弱性は、細工された動画ファイルやPSD形式の画像ファイルを開くことで、QuickTimeが不正終了したり、任意のコードを実行させられる可能性があるもの。Appleでは、すべてのユーザーに対して適用を推奨している。

 なお、Mac OS XのQuickTimeについても、脆弱性の修正が行われている。同日公開された最新バージョン「OS X Mavericks 10.9.2」と、「Mountain Lion」「Lion」「Lion Server」向けの「Security Update 2014-01」において、QuickTimeの脆弱性修正が含まれている。

(永沢 茂)