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TwitterのiPhoneアプリ、写真の人物へのタグ付けと4枚までの写真投稿に対応

 米Twitterは26日、iPhone向けのTwitter公式アプリに、最大4枚の写真を投稿できる機能と、写真に写っている人物にタグ付けする機能を追加した。Android版、ウェブ版は後日対応予定。

 Twitterアプリからの写真投稿で、1つのツイート中に写真を最大4枚まで含められるようになった。4枚の写真は自動的に並び替えられて表示される仕組みだ。ユーザーはこれまでよりも気軽にたくさんの写真を共有することになるだろう。

アプリから1度に4枚の写真投稿が可能に

 写真のタグ付けは、写っている人物が誰かという情報を、投稿したユーザーが付加できる機能。写真1枚当たり最大10人のタグ付けが可能で、タグ付けの文字数は140文字にカウントされない。

写真中の人物にタグ付けが可能になった

 写真中の人物にタグ付けするには、ツイートするときに「この画像には誰がいますか?」メニューをタップして、人物の氏名またはユーザー名を入力する。自動的にタグ付けされることはない。

 誰かに自分がタグ付けされた場合には、その旨が通知される。タグ付けしたユーザーをフォローしている場合には、そのツイートもタイムラインに表示される。

 タグ付けして欲しくない場合、設定の「セキュリティとプライバシー」メニューから機能の有効・無効を設定できる。写真から自分のタグを削除したい場合、ツイートの詳細を表示させ、「画像からタグを削除」から写真をタップしてタグ付けを削除できる。さらに、ユーザーをブロックすることでタグ付け表示を無効にすることもできる。なお、これらの設定反映までには30分ほど時間がかかる可能性があるという。

 タグ付けは140文字にカウントされないため、ツイートの情報量を増やすことにつながりそうだ。Facebookなどでは、予期しないタグ付けによって困惑させられるなどの問題も生じているが、Twitterでも新しいマナーが必要となるだろう。

 その一方でTwitterは新たなメタデータを利用できるため、より正確なユーザー間の人間関係を把握できるようになることも予想される。

(青木 大我 taiga@scientist.com)