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Amazon、セットトップボックス「Fire TV」を99ドルで発売
（2014/4/3 13:35）
米Amazon.comは2日、テレビに接続して動画コンテンツの視聴などを行えるセットトップボックス「Fire TV」を米国市場で発売した。価格は99ドル。
Fire TVは、タブレット端末の「Kindle Fire」シリーズと同様に、Androidベースの独自OS「Fire OS」の最新版を採用したセットトップボックス。
映像サービスは、AmazonがPrime会員向けに提供している映像ストリーミングサービス「Prime Instant Video」や、Netflix、Hulu Plus、WatchESPN、YouTubeなど多くのサービスに対応。音楽サービスも、Amazon MP3、Pandora、iHeartRadio、TuneInなどの各種サービスに対応する。
付属リモコンの内蔵マイクにより、映画やドラマなどを音声で検索できる機能を搭載。この分野で先行するApple TVやRoku 3、Chromecastといった製品に比べて、面倒な文字入力を必要としない点が特徴だとしている。また、CPUはQualcomm Krait 300（クアッドコア、1.7GHz）、GPUはQualcomm Adreno 320を搭載し、先行製品に比べてCPUは3倍、GPUは4倍高性能だとアピールしている。メモリは2GB、内蔵ストレージは8GB。
Minecraftなど100種類以上のゲームタイトルも揃え、近日中には数千タイトルに拡大すると説明。多くは無料ゲームで、有料ゲームも平均1.85ドルと低価格だとしている。ゲーム用のワイヤレスコントローラー（39.99ドル）もオプションで販売する。
本体サイズは115×115×17.5mm。重量は281g。ネットワーク接続は有線LANおよび無線LAN（IEEE 802.11a/b/g/n、デュアルバンド、デュアルアンテナ）に対応する。
