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ヤフー、「PassMarket」での電子チケット販売手数料を値下げ、個人利用も可

 ヤフー株式会社は4日、電子チケット流通サービス「PassMarket」において、チケット販売側にかかる手数料を従来の5%から3.24%へ値下げした。また、同サービスにおけるチケット販売機能を、Yahoo! JAPAN IDを所持していれば個人でも利用できるようになった。

 PassMarketは、電子チケット販売サービスを中核に、イベント告知ページの作成や参加者管理など各種サポート機能を備えているのが特徴。少人数向けのワークショップから数万人が参加する大規模イベントまで、幅広く対応できるとしている。また、参加客側は手数料無料でチケットを購入できる。

 PassMarketでのチケット販売にあたっては、月額基本料金などは不要。チケット1枚あたりの販売手数料のみかかる。チケットの売り上げは「Yahoo!ウォレット」登録口座に自動で振り込まれる。

 これまで、PassMarketでチケットを販売できるのは一部法人などに限られていたが、4日からはYahoo! JAPAN IDを登録していれば誰でも販売できるようになった。なお、有料でチケットを販売するには本人確認作業が必要となる。

 ヤフーでは、PassMarketのチケット販売手数料無料キャンペーンを先着順で実施する。キャンペーン告知ページをTwitterもしくはFacebookでシェアし、表示された専用ボタンからイベントを作成すると、1回限定で販売手数料が無料になる。対象期間は6月4日~7月3日。

(森田 秀一)