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Amazon Kindle、書籍内の登場人物など主要情報をピックアップする「X-Ray」
（2014/12/12 12:52）
Amazon.co.jpは12日、電子書籍内の登場人物や地名、画像といった書籍の「骨格」となる主要キーワードをピックアップし、キーワードに関連した情報を表示する機能「X-Ray」を提供開始した。
読書中にX-Rayボタンを押すと、書籍に含まれる主要キーワードを「人物」「トピック」「画像」に分類。キーワードが書籍内のどこに出てきたかを示すバーが表示される。人物とトピックについては、Wikipediaから抜粋した説明記事を表示するほか、画像については、画像のみの表示や画像から直接掲載してあるページにジャンプすることもできる。
対応書籍は、英語書籍1万5000冊に加え、「三国志」シリーズ（吉川英治著）、「竜馬がゆく」（司馬遼太郎著）など、日本語書籍1500点。ラインナップは、順次拡大するとしている。なお、すでに購入した電子書籍についても、X-Rayの対象になると自動的にアップデートされる。
X-Rayの人物とトピックは、日本で発売されているすべてのKindle電子書籍リーダー、Fireタブレットシリーズのほか、iOS/Androidアプリで利用できる。なお、画像の表示に関しては、2013年発売以降のKindle電子書籍リーダー、Fireタブレットシリーズ、Androidアプリのみの対応となる。