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交通新聞社「JR時刻表」をアプリ化、のぞみ号だけの時刻表などカスタマイズ表示可能
(2015/5/15 17:04)
株式会社交通新聞社は、タブレット端末向けアプリ「デジタルJR時刻表」を5月28日にリリースすると発表した。時刻表の表示内容を目的に応じてカスタマイズできるのが特徴だ。
iOS 7.0以降のiPad/iPad mini、解像度1200×1920ドット以上のAndroid 4.2~4.4タブレットに対応。アプリ本体は無料でダウンロード可能で、利用日数に応じて30日960円、180日5400円、365日9800円という価格(税込)が設定されている(2015年7月31日までリリース記念キャンペーンとして、30日480円、180日2800円、365日4800円)。なお、初回インストール時に限り、全機能を無料で14日間試用可能。
【お詫びと訂正 17:35】
記事初出時、価格について「税別」と記載しておりましたが、正しくは「税込」です。お詫びして訂正いたします。
月刊誌「JR時刻表」のコンテンツすべてと、月刊誌「MY LINE 東京時刻表」に掲載の山手線・東京メトロ全列車など、約2000ページ分の時刻情報を収録。路線図や編成表・席番図、JR営業案内やトクトクきっぷ案内、国内航空線・JRバスなどの情報、宿泊施設情報も含まれる。
時刻表は、路線図から路線名や駅名をタップすることで、文字入力不要で参照できる。路線図および時刻表はタッチ操作で拡大・縮小が可能。カラー表示となっているほか、列車や駅を長押しすることで、その列車の列や駅の行に背景色を付けて見やすくするマーカー、運行情報の案内表示、経路検索といった機能も備えている。
時刻表の表示内容をカスタマイズできる機能は、交通新聞社によれば、世界初。例えば東海道新幹線で走っている「のぞみ」「ひかり」「こだま」の中から「のぞみ」だけを表示したり、「東京駅発車時刻」と「新大阪駅到着時刻」だけを表示し、途中駅の発着時刻を割愛するといったことが可能。旅行予定日の日付指定や、平日・土休日の運行列車だけの絞り込み表示も行える。
時刻表の着時刻をタップすれば、その駅からの乗継列車の発車時刻を一覧表示できる。新幹線や特急列車だけでなく、普通列車を含む全列車に対応しているという。複数路線(最大3路線)の時刻表を1つの画面で表示し、乗り継ぎの組み合わせを確認することも可能だ。