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バッファロー、4×4 MIMOの11acルーター「WXR-2533DHP」 可動式大型アンテナで最適な通信を提供
(2015/6/3 11:47)
株式会社バッファローは3日、EEE 802.11ac(以下、11ac)の4×4 MIMOに対応し、5GHz帯で理論値最大1733Mbpsの通信が可能な無線LANルーター「WXR-2533DHP」を発表した。価格は2万8800円(税別)で、6月中旬に発売する。
「WXR-2533DHP」は、4本のアンテナを採用した4ストリームに対応し、5GHz帯で最大1733Mbps、2.4GHz帯で最大800Mbps(いずれも理論値)の通信が可能な無線LANルーター。5GHz帯(11ac/a/n)および2.4GHz帯(11b/g/n)の同時利用に対応し、有線LANはギガビット(1000BASE-T)ポートを搭載する。
1.4GHzの高速デュアルコアCPUを採用するとともに、5GHz用と2.4GHz用にそれぞれ補助チップを搭載し、2種類の電波を同時に高速処理する仕組みにより、実効スループットも最大約1258Mbpsの高速通信を実現したという。
アンテナは筐体外部に4本の大型アンテナを搭載。可動式アンテナを採用していることから、4本のアンテナをうまく配置することによって、家中のあらゆる場所に配置されたさまざまな端末に対し、安定したWi-Fi通信を提供できる。これにより、持つ角度や向きによっても受信感度が変わることがあるスマートフォンやタブレットに対しても、最適な通信を提供可能とのこと。また、環境別でアンテナの最適な向け方を記載した「アンテナ設置ガイド」を公開し、無線に関する特別な知識がなくとも、最適な設定が行えるようにしている。
さらに、iPhone 6、iPhone 6 Plusなどの機器の通信を安定・高速化する「ビームフォーミング」に対応するほか、多台数接続時に通信を安定させる「MU-MIMO」機能をサポート。MU-MIMO対応端末では、通信速度を落とさず快適な通信を行えるとした。
有線ポートはWAN側×1ポート、LAN側×4ポートで、いずれも1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tに対応する。本体サイズは約316×161×57mm、重量は0.9kg。