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シャープ、アナログな書き味で最大3000ページ保存できる電子ノート「WG-S30」

 シャープ株式会社は、電子ノートの新機種「WG-S30」を10月16日に発売する。オープンプライスで、想定売価は1万8000円(税別)前後。

(左から)「WG-S30-T」「WG-S30-B」

 付属のペンで液晶画面に手書きで書き込める電子ノート。従来機に比べ1.5倍となる最大3000ページ保存でき、目的別にノートを100冊まで作成可能。9パターンのフォーマットを内蔵するほか、PCで作成したノートフォームや同社専用サイトで提供するコンテンツをPC経由で取り込んで使用できる。

 電子ノートに保存したデータは、画像データに変換してPCに保存可能。PC連携ソフト「電子ノートユーティリティ」を使用すれば、PCで作成した地図などの画像ファイルを電子ノートに取り込める。

 また、4年分のスケジュール帳を保存可能。5種類9パターンのスケジュールフォームから、年別など最大9冊、1000ページ分を保存できる。過去のスケジュール帳のPCへのバックアップなども可能。

 ペンやマーカーの太さ・濃さを細かく変更できるほか、スケジュールやToDoリストの作成に利用できるスタンプを内蔵している。また、書き間違えを直近最大10回分までキャンセルできる取り消し機能や、目的のページを探しやすくするサムネイル表示、「日付検索」「分類検索」などに対応。入力・編集・検索機能を充実させたとしている。

5種類9パターンのスケジュールフォームを内蔵
ペンやマーカーなどは複数のサイズから選択できる

 ディスプレイには、600×800ピクセルの6インチメモリ液晶を採用。内蔵されたリチウムイオン充電池(ユーザー交換不可)により、1回の充電で約30日間利用可能(ノート記入40分、ノート表示80分で1日2時間使用した場合)。

 本体サイズは111×155×9.9mm(幅×奥行き×厚さ)、重さは約260g(専用カバー、スタイラスペン含む)。カラーは、ブラウン系の「WG-S30-T」とブラック系の「WG-S30-B」。市販A6サイズの手帳ケースやブックカバーに取り付けできるとしている。

(山川 晶之)