Google、Chrome向けの音楽実験室ウェブアプリ公開、視覚的・体感的に音楽を学べる

　米Googleは、Chrome向けウェブアプリ「Chrome Music Lab」を公開した。

　Chrome Music Labには、「Rhythm」「Spectrogram」「Chords」「Sound Waves」「Arpeggios」「Kandinsky」「Melody Maker」「Voice Spinner」「Harmonics」「Piano Roll」「Oscillators」「Strings」といった12種類のウェブアプリが用意されている。音の波形、スペクトログラムを見られるほか、コードやリズム、アルペジオなどアプリを通じて音楽を視覚的・体感的に学ぶことができる。

　米音楽教育協会（National Association for Music Education：NAfME）は毎年3月を「Music In Our School Month」という学校における音楽教育月間と定めており、GoogleではWeb Audio APIやWebGLなどの技術を使ったChrome Music Labを通じて、音楽の学習を理解しやすくすることを目的としている。なお、ソースコードはGitHubで公開している。

打ち込んだ音をキャラクターが演奏する「Rhythm」

「Spectrogram」ではマイク入力した音声もリアルタイムで表示する

音の高さによって波のうねり方が変わる「Sound Waves」

矩形波、のこぎり波、三角波、サイン波ごとに音を確認できる「Oscillators」