45ギガピクセルの世界最大パノラマ画像、ドバイの街並み撮影で


 米GigaPanは10日、パノラマ画像サイズの世界新記録が樹立されたと発表した。新記録は写真家のGerald Donovan氏が45ギガピクセルで撮影したドバイの街並み。世界最大とされていた、パリの町並みを撮影した26ギガピクセルのパノラマ画像記録を大きく更新した。

 45ギガピクセルの画像は、もし印刷されたとするならば、ビル壁面に設置される広告看板約1200枚に相当するという。この撮影は、GigaPan社製「EPIC Pro」ロボットカメラマウントを使用して行われた。

 また、今回の撮影にはキヤノン製「Canon 7D」デジタルカメラが使用され、3時間半以上をかけて4250枚のJPEG画像が撮影された。これらは32GBのCFカードに収まり、容量は27.5GBだったとしている。

 撮影された画像は、「Autopano Giga」ソフトウェアでつなぎ合わされ、「GigaPan.org」のWebサイトにアップロードされた。この画像は無料で閲覧できる。また、撮影のメイキングビデオもYouTubeで見ることができる。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2010/5/11 12:49