フリービット、MEXの“リアルデータセンター”事業をCECに譲渡


 フリービット株式会社は21日、連結子会社のメディアエクスチェンジ株式会社(MEX)のインターネットデータセンターサービス事業を、株式会社シーイーシー(CEC)に譲渡すると発表した。

 フリービットでは、ハウジングサービスなどが主体となるリアルデータセンターサービス事業をCECに譲渡する一方、仮想データセンターサービス(VDC)への経営資源の集中を進めていくと説明。MEXはフリービットが連結子会社化したのちに収益が改善しているものの、前期も赤字を計上していることや、リアルデータセンターサービス事業の成長は同社グループでは見込めないと判断したため、CECに事業を譲渡するとしている。

 事業譲渡日は9月1日で、譲渡金額は3000万円。フリービットがMEXに提供しているバックボーンサービスについては、事業譲渡先のCECに継続して提供していく。


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(三柳 英樹)

2010/7/22 06:00