Adobe Reader/Acrobatの臨時アップデート、米国時間11月16日に公開


 米Adobe Systemsは12日、Adobe Reader/Acrobatの定例外アップデートを11月16日(米国時間)に行う予定を発表した。アップデートはWindows版およびMac版が対象で、UNIX版については11月30日に公開の予定。

 Adobe Reader/Acrobatは、四半期ごとに定例のアップデートを公開しており、次回の予定は2011年2月8日となっているが、既に悪用が確認されている脆弱性に対応するため、緊急のアップデートを実施することとなった。

 アップデートでは、Flash Playerに起因する脆弱性を含む、危険度の高い複数の脆弱性を修正する。Adobeでは、11月4日にFlash Playerのアップデートを公開しており、同じ脆弱性の影響を受けるAdobe Reader/Acrobatについても、近日中にアップデートを公開するとしていた。


関連情報

(三柳 英樹)

2010/11/15 11:55