「Opera 11.01」リリース、深刻な脆弱性の修正
Opera Softwareは27日、「Opera 11.01」をリリースした。Windows版、Mac版、UNIX版が同社サイトよりダウンロードできる。深刻な脆弱性や不具合の修正を行っており、セキュリティや安定性の向上のため、アップデートを推奨している。
脆弱性の修正は、Windows版で6項目、Mac版とLinux版でともに5項目。危険度が5段階中で最も高い“Critical”の脆弱性も含まれる。この脆弱性は、ウェブページに大きなフォーム入力がある場合に、Operaがクラッシュするというもの。場合によってはメモリー破損を引き起こし、コードを実行される恐れもあるとしている。
Opera 11.01では脆弱性修正のほか、ユーザーインターフェイスや表示、スクリプティングなどの面で多数の不具合修正や改善も行われた。また、DOM Level 3のDOMStringListインターフェイス(window.DOMStringListオブジェクト)を新たにサポートしたという。
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(永沢 茂)
2011/1/28 17:42
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