au、複数端末で閲覧できるAndroid向け電子書籍配信サービス


 KDDIは、auのAndroidスマートフォン向けに、4月20日より電子書籍配信サービス「LISMO Book Store」を開始する。

 スマートフォン版の「LISMO Book Store」は、アプリ配信市場「au one Market」でアプリをダウンロードすることで、購入や閲覧が可能になる。電子書籍専用端末「biblio Leaf SP02」と同様にブックリスタと連携しており、小説や実用書といった文字コンテンツが配信されるほか、スマートフォン版ではさらにコミックや写真集なども提供される。サービス開始時に約3万点の電子書籍が用意される。

トップ本棚

 なお、スマートフォン版「LISMO Book Store」で購入した電子書籍は、同一「au one-ID」であれば、1回の購入で最大5つの端末で閲覧可能。複数の対応端末で閲覧したり、Androidスマートフォンを機種変更や買い増しした場合にもコンテンツが引き継いだりできる。

 配信されるコンテンツのファイル形式は、XMDF/ドットブック(.book)/BS Formatとなる。「LISMO Book Store」には、GREEやmixi、Twitterといったソーシャルサービスへのリンクが用意されるほか、購入した電子書籍を管理する「本棚」機能などが用意されている。

 「LISMO Book Store」の利用料は無料で、コンテンツ購入毎に代金がかかる。決済は毎月の携帯電話料金とともに支払える「auかんたん決済」が利用できる。auかんたん決済の利用には、事前に「au one-ID」の登録と連動設定が必要となる。

 なお、スマートフォン版の「LISMO Book Store」のオープンを記念して、先行配信コンテンツ「月と蟹」(直木賞受賞作)、写真集「真野恵里菜」などが用意される。

 このほか、4月20日~6月30日にかけてキャンペーンも実施。購入金額に応じて通常3%のポイントを付与するところ、期間中は6%になり、さらにコンテンツのレビューを登録すると4%のポイントが付与される。


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(津田 啓夢)

2011/4/19 17:34