ウェブで消費電力を監視、無線LAN内蔵の電源タップ「iRemoTap」試作開発


iRemoTap

 株式会社ユビキタスは26日、無線LANモジュール内蔵でウェブから消費電力の監視や遠隔操作が行える電源タップ「iRemoTap」を試作開発したことを発表した。5月11日から東京ビッグサイトで開催される「ESEC2011(組込み開発技術展2011)」で展示およびデモを行う予定。

 「iRemoTap」は、電源タップ本体内に無線LANモジュールを内蔵し、消費電力などの情報を連携するウェブサービスにアップロードする機能を持つ。ユーザーはウェブサービスの画面から電力の状況が確認でき、遠隔操作によりコンセントごとに電源のオン/オフも可能。メールやTwitterのつぶやきにより、消費電力が一定の値を超えた場合に通知する機能なども備える。

 ユビキタスでは今後、iRemoTapに関するビジネスについて、協業先との研究開発・試作などにより事業の可能性を追求し、順次、事業者向けのプラットフォームソリューション展開、自社サービスによる展開などを検討していくとともに、機器開発での協業など他社との幅広い連携を展開していくとしている。


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(三柳 英樹)

2011/4/27 06:00