フェンリルが単体動作の画面キャプチャーソフト、Twitter/Evernote投稿機能も


 フェンリル株式会社は13日、Windows用のスクリーンキャプチャーソフト「SnapCrab for Windows」のRC(リリース候補)版を公開した。現在、フェンリルの開発者向け公式ブログでダウンロード提供しており、年内に正式版を公開予定。

 フェンリルのスクリーンキャプチャーソフトとしてはこれまで、ウェブブラウザー「Sleipnir」用のプラグインである「SnapCrab」と、Internet Explorer(IE)用ツールバーの「SnapCrab for IE」が提供されていたが、今回初めて単体で動作するソフトとして提供された。

 SnapCrab for Windowsでは、マウス操作やホットキー操作、セルフタイマー操作により、ウィンドウやデスクトップ全体、あるいは指定した範囲のスクリーンショット画像を撮影して保存できる。ウィンドウの背景部分は、壁紙などの背景付きでそのままキャプチャーする以外に、背景色を指定した塗りつぶし、透過の3パターンが可能。デスクトップを片付けることなくキャプチャーを撮影できるとしている。WindowsのAeroを、透過情報を維持したまま撮影することも可能だという。

ウィンドウキャプチャーの3パターン。左から「背景付き」「背景塗りつぶし」「透過」

 画像形式は、従来のSnapCrabおよびSnapCrab for IEがサポートしているPNGフルカラー形式に加えて、PNG 256色、JPEGフルカラー、GIF 256色でも保存が可能になった。

 撮影したキャプチャー画像をTwitterやEvernoteにアップロードする機能も備えた。画像の投稿は、Twitter公式、Twitpic、yfrog、img.lyに対応。ツイートもSnapCrab for Windowsのウィンドウ内から入力できる。フェンリルでは、面白い画像を見つけた際にいちいち保存せずにキャプチャーしてそのままTwitterに投稿したり、気になるデザインのウェブサイトをURLではなく画面キャプチャーでEvernoteに保存するといった使い方を紹介している。

キャプチャー画像をツイートする際の入力画面




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(永沢 茂)

2011/12/13 18:00