Google、不自然なリンクを否認するためのサイト管理者向けツール
グーグル株式会社は17日、サイトへの不自然なリンクを否認する新たなツール「リンクの否認」の提供を開始した。サイト管理者が可能な限り不正なリンクを削除したにもかかわらず、削除できないリンクが残ってしまった場合、自身のサイトと該当リンクの関係を否認することができる。
このツールは、サイトへの不自然なリンクを理由に、手動によるスパム対策が実施されているというメッセージがGoogleから届いた際に、同社のガイドライン違反となる個所の違反状態を解消するために使うもの。同様のメッセージが届いていない場合は、ツールを使う必要はない。
Googleは検索結果の順位を決める要素の1つとして、ウェブページの被リンク数に基づいてそのウェブページの重要度を判定する指標「PageRank」を用いている。PageRankを上げるために有料リンクやリンクプログラムを使ってサイトへの不正なリンクを作成する行為が確認されたサイトに対しては、アルゴリズムと手動によるスパム対策を行っている。
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(増田 覚)
2012/10/17 15:37
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