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「朝日新聞デジタル」が刷新、有料会員限定で「紙面ビューアー」も

リニューアルした朝日新聞デジタル

 朝日新聞の電子版「朝日新聞デジタル」が1月10日にリニューアルする。パソコン版のトップページのデザインを一新し、記事を探しやすくしたり、よく使う機能が一目でわかるようになるという。有料会員向けには、新聞紙のレイアウトで読める「紙面ビューアー」機能を提供する。

 パソコン版トップページは、トップページ上部に「ニュース」「スポーツ」「カルチャー」などのジャンル名を設け、カーソルを合わせると、さらに細かなジャンルが自動表示される。また、「文字拡大」「スクラップブック」「MYキーワード」など、よく使う機能は最上段右側に設けた「便利な機能」にまとめて常設する。

 紙面ビューアーは、「面名一覧」や「記事一覧」から面や記事を直接選んで拡大・縮小したり、紙面全体や選択した記事だけを印刷することが可能で、過去1週間分の紙面を閲覧できる。有料会員向けには、コラム「天声人語」を過去1年分、紙のペ ージをめくるように読める「天声人語ビューアー」も提供する。対応ブラウザーはInternet Explorer 9/10、Google ChromeやFirefox、Safariの最新版。

 紙面ビューアーは当面、東京本社発行分の朝刊最終版のみが対象。スマートフォンやタブレット向けのアプリ版、名古屋、大阪、西部の「各本社発行分の朝刊紙面」イメージは2月中旬に登場する予定。

紙面ビューアー
天声人語ビューアー

(増田 覚)