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サッポロ、Facebook上で企画・開発した限定ビール、銀座ライオン店舗で提供

 サッポロビール株式会社は、ビール愛好家らと共同開発した麦芽100%ビール「百人のキセキ」を、首都圏の「銀座ライオン」27店舗において6月3日より数量限定で販売すると発表した。360ミリリットルで630円。

 百人のキセキは、同社が2012年8月に開設したFacebookページ「百人ビール・ラボ」上で、ビール愛好家らと半年にわたって意見を交換しながらコンセプトやネーミングを決めて開発したビール。2013年3月下旬、計2万4000本(333ミリリットル瓶)だけインターネット限定で販売された。

 それが今回、樽生ビールとして店舗でも提供される。計1万5000リットル(10リットル樽×1500本)を計画しており、なくなり次第、販売を終了する。

「百人ビール・ラボ」での議論によって決まったコンセプトは「一人でとことんじっくり味わうためのビール」で、飲用シーンの具体的なイメージが「仕事を終えた22:00以降、自宅でリラックスしながら、寝る前の着衣で音楽・映画・本等の芸術作品とともに嗜むビール。仕事を終えた自分へのご褒美、オンからオフへ自分をリセットするための究極の旨みが味わえるビール。自分をリセットさせるためにパイントグラスで30分程度かけて飲むビール」(写真は、インターネットで限定販売した333ミリリットル瓶の発表会時のもの)

(永沢 茂)