WinMXで音楽ファイル違法アップロード、JASRACが告訴していた女性検挙

　一般社団法人日本音楽著作権協会（JASRAC）は28日、福岡県警サイバー犯罪対策課が、音楽ファイルの違法アップロードで兵庫県尼崎市の女性（45歳）を検挙したと発表した。

　この女性については、JASRACが5月17日、福岡県朝倉警察署に告訴状を提出していた。JASRACの管理楽曲の音楽ファイルや、管理楽曲を収録したテレビ番組の動画ファイルなどを、ファイル共有ソフト「WinMX」を使って権利者に無断でインターネット上に公開し、不特定多数のユーザーに対して送信できるようにして著作権（公衆送信権）を侵害していたという。

　福岡県警サイバー犯罪対策課の発表によると、女性の夫も長きにわたって同様の手口でゲームソフトのファイルを無断でインターネット上に公開し、不特定多数のユーザに対して送信できるようにしていたため、著作権者から告訴されているのだという。