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BiND、「丸明」「丸丸ゴシック」などカタオカ29書体をWebフォントで初提供

 株式会社デジタルステージは、同社が販売するウェブ制作ソフト「BiND for WebLiFE* 6.5」向けのWebフォントサービスにおいて、7月23日よりカタオカデザインワークスの29書体を追加提供すると発表した。これらの書体をWebフォントとして提供するサービスは初めてだという。

 デジタルステージのWebフォントサービスは、BiNDと、BiND専用ホスティングサービス「WebLiFEサーバー」を組み合わせて利用することで、制作するウェブサイトにWebフォントを簡単に設定できるサービス。書体ごとのライセンス契約やCSSの記述不要で利用できる。

 新たに追加されるカタオカデザインワークスの書体は、ソフトバンク・テクノロジー株式会社の協力のもと提供に至った。CMや広告などでも多く使用されているという「丸明ファミリー」7書体、「irohaゴシックファミリー」12書体、「丸丸ゴシックファミリー」6書体、「佑字3」「山本庵」など筆書体/手描き文字4書体が含まれている。

 これらの書体は、WebLiFEサーバーの「プレミアムコース」(月額2980円)の契約者が利用可能。同コースでは、従来より提供している「ロダンファミリー」69書体、「マティスファミリー」35書体、「スーラ」「大江戸勘亭流」などファンシー系46書体を含め、合計179書体の日本語Webフォントを追加費用不要で利用できるようになる。なお、「ベーシックコース」(月額980円)で提供される日本語Webフォントは7書体のみ。

 BiND for WebLiFE*は、デザイン性の高いテンプレートを使うことで、HTML/CSSなどのタグ/スクリプトを記述しなくてもウェブサイトを作成できるWindows/Mac対応ソフト。156サイトのテンプレート(うちWebフォントテンプレートが4種類)を収録する「スタンダード版」が1万9800円、180サイトのテンプレート(Webフォントテンプレート4種類のほか、WordPress、Facebookページ専用テンプレートを含む)を収録する「プロフェッショナル版」が2万9800円。スタンダード版ではWebLiFEサーバーのベーシックコース6カ月およびプレミアムコース1カ月、プロフェッショナル版ではベーシックコース24カ月およびプレミアムコース3カ月を無料で利用できる。

(永沢 茂)