フォトブックサービス「ノハナ」が9月に法人化、事業好調で

　ミクシィ株式会社は9日、フォトブックサービス「ノハナ（nohana）」を9月2日に法人化すると発表した。社名は株式会社ノハナで、代表取締役社長にはサービス責任者の大森和悦氏が就任する。ミクシィの100％子会社となる。

　ノハナは、スマートフォンで撮影した写真をフォトブックとして注文できるサービス。送料90円を支払えば毎月1冊無料で自宅に届き、2冊目以降は1冊525円。2月にiPhoneアプリ、7月にAndroidアプリを公開し、これまで約20万人が約10万冊のフォトブックを注文した。

　7月29日には日本テレビ系列の「人生が変わる1分間の深イイ話」で取り上げられアクセスが殺到。8月5日までフォトブックの注文を停止していたが、6日に注文受付を再開している。

　ミクシィでは、事業拡大にあたって迅速な意思決定が行えるようにするために法人化に踏み切った。法人化に伴い、スタッフを現在の4人から10〜15人程度に増員。フォトブックの追加購入や、有償の出張撮影サービスなどで収益化を図る。売上目標は非公開。