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EvernoteがiOS 7に対応、AirDropでのノート共有もサポート

「Evernote for iOS 7」(公式ブログより画像転載)

 Evernoteは19日、iOS向けアプリの新バージョン「Evernote for iOS 7」を公開した。iPhone/iPadの新OS「iOS 7」の登場に合わせ、画面デザインを一新したほか、注釈記入などの新機能を追加した。App Storeから無料でダウンロードできる。

 新バージョンアプリでは、ホーム画面のデザインを大幅に変更。お気に入り項目へのショートカット、「クイックノート」機能を呼び出すためのメニューなどが表示されるようになった。

 また、これまでは別アプリの「Skitch」で提供していた注釈機能を、Evernoteアプリに統合した。画像ファイル上に図形、矢印、テキストなどを書き込める。有料プレミアム会員は、PDFに対しても注釈を付けられる。

 iOS 7の新機能であるAirDropにも対応する。これにより、同じくAirDropに対応した端末を持っているユーザーとの間で、Evernoteのノートをワイヤレスで共有できる。データのバックグラウンド同期機能もiOS 7環境で利用可能。

 このほか、Mac OS X向けのアプリ「Evernote for Mac v5.3」には、有料プレミアム会員用に「プレゼンテーションモード」を追加した。作成したノートを全画面表示し、スペースキー押下でページ送りするといった操作をサポートする。

(森田 秀一)