米TwitterのIPO申請書類公開、最大10億ドル調達へ、財務状況も明らかに

　新規株式公開（IPO）を計画している米Twitterが米証券取引委員会（SEC）に提出した申請書類（S-1）が3日、公開された。IPOにより最大10億ドルの調達を目指すという。

　あわせて、同社の2010年以降の財務状況などのデータも明らかになった。2012年の売上高は3億1693万ドルで、前年比で198％増加した。内訳は、広告売上が2億6942万ドル、データライセンス売上が4751万ドル。売上が増加している一方で2010年以降まだ黒字化はしておらず、2012年の純損失は前年比で38％縮小したものの、7940万ドルの赤字となっている。

　直近の2013年上半期では、売上高が2億5364万ドルで前年同期比107％増。ただし、純損失も6925万ドルへ41％拡大している。

　月間アクティブユーザー数は、2013年4～6月の平均で月間2億1830万人。前年同期比で44％増加しているという。