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「JUSTインターネットセキュリティ」12月24日でサービス終了

JUSTインターネットセキュリティ

 株式会社ジャストシステムは、無料および有料で提供しているセキュリティソフトサービス「JUSTインターネットセキュリティ」を12月24日で終了する。今後の事業性を判断した結果だという。サービスを継続しても、同社にとってもユーザーにとってもメリットはないとの判断だ。

 JUSTインターネットセキュリティは、2012年2月に提供を開始したWindows向けの総合セキュリティソフト。広告表示によるビジネスモデルで運営するかたちで更新料も含めて無料提供していたほか、広告非表示で電話サポートなどが使える月額315円の有料版も提供していた。ジャストシステムによると、現在のユーザー数は無料/有料合わせて約35万ユーザー。

 サービスを終了することについては10月1日に告知済みで、新規ダウンロード配布も停止した。既存ユーザーは12月24日まで従来どおり利用できるが、その後はウイルス定義ファイルが更新されなくなるため、他のセキュリティソフトに乗り換えるよう呼び掛けている。

 なお、有料版ユーザーについては、サービス終了までの10~12月の3カ月分の利用料を無料とする。また、サービスの解約は自動で行われるため、ユーザーが手続きする必要はないとしている。

 ジャストシステムでは、コンテンツ事業者やポータル事業者と提携してそれぞれのコンテンツを閲覧できるバージョン「JUSTインターネットセキュリティ for スポーツ報知」および「JUSTインターネットセキュリティ for goo」も提供していたが、これらもサービスを終了する。終了日は、スポーツ報知バージョンは同じく12月24日、gooバージョンは11月29日。

「JUSTインターネットセキュリティ」公式サイトのトップページは、サービス終了の告知となっている

(永沢 茂)