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バッファロー、オーディオ愛好家向けスイッチングハブ「BSL-WS-G2108M/A」

 株式会社バッファローは13日、ネットワークオーディオ環境向けスイッチングハブ「BSL-WS-G2108M/A」を発表した。8ポート仕様で、全ポートとも1000BASE-Tをサポートする。オープンプライスで、自社直販サイト価格は2万7800円。受注生産品となっており、注文から配送までの日数は約1.5カ月。

「BSL-WS-G2108M/A」

 法人向けの高性能スイッチングハブとしてすでに発売中の「BSL-WS-G2108M」を、オーディオ愛好家向けにパッケージングした製品。ハードウェア本体のスペックは同一で、付属品が一部異なる。「BSL-WS-G2108M/A」では、オーディオ接続を想定した説明書のほか、二重シールド式LANケーブル(2m)が1本、LAN端子用防塵キャップ8個が同梱される。一方、19インチラック取付金具などは省略された。

 バッファローによれば、「オーディオ向けスイッチングハブ」と呼ぶべきジャンルの製品はこれまで販売されていなかったが、愛好家へのヒアリングなどの結果、高品質製品を求めるニーズがあると判断。業務用途に耐える高品質設計のスイッチングハブを、オーディオ分野へ応用する商品企画に至ったという。

 「BSL-WS-G2108M/A」では、スマートフォンやNASに保存した音楽をネットワーク経由でも音切れなく楽しめるよう、一般的な製品の約4倍となる512KBのバッファーを搭載する。回路設計は法人向け製品独自のもので、部品選定基準も高めている。また、ファンレス仕様となっている。

 大きさは200×161×41mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は1.3kg。電源は内蔵式。

(森田 秀一)