臨海副都心で無料Wi-Fiがスタート、ビッグサイト周辺でも利用OK

　株式会社東京臨海ホールディングスおよびソフトバンクモバイル株式会社は11月23日より、無料の公衆無線LAN「東京お台場FreeWiFi」を開始する。東京ビッグサイト周辺の有明南地域でまずスタートし、2013年度末をメドに台場および青海地区へサービススポットを広げていく。利用にあたってはメールアドレスの登録が必要。

「東京お台場FreeWiFi」のエリアマップ（プレスリリースより転載）

　臨海副都心地域の街作りなどを手がける東京臨海ホールディングスが、観光客誘致や街の魅力向上を目的に、ソフトバンクモバイルと共同で立ち上げた無料Wi-Fi。スマートフォンやタブレットなどのWi-Fi対応機器で気軽にインターネット接続が利用できる。

　サービスは「ソフトバンクWi-Fiスポット」のシステムを利用して構築されているが、メールアドレス登録を行えば携帯電話キャリアに関係なく、誰でも利用できる。また、ソフトバンク携帯電話の利用者であれば「ソフトバンクWi-Fiスポット」の対応スポットとしてもアクセス可能。

　サービス開始日の11月23日時点では、東京ビッグサイト（りんかい線 国際展示場駅方面）と有明フロンティアビル（シンボルプロムナード方面）の2カ所で利用が可能。以降、台場地区のフジテレビ本社やアクアシティお台場、青海地区のテレコムセンタービルなどでもサービスを順次開始。年度末までに全11カ所で展開予定という。

　東京お台場FreeWiFiの接続先となるSSIDは「FreeWiFi_ODAIBA」。接続時にメールアドレスを登録し、個人認証を行う。タウン情報サイト「東京お台場.net」での事前登録も受け付ける。

　利用時間は1回の接続あたり最大2時間、1日最大3回まで接続できる（1日最大6時間）。なお、通信経路の暗号化は行われない。

【お詫びと訂正 19:00】
　記事初出時、「通信経路の暗号化にWEPが使われている」と記載しておりましたが、暗号化は行われません。お詫びして訂正いたします。