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クリスマス恒例の「サンタ追跡サイト」、今年はMSとの提携でタッチ対応

 クリスマス恒例の「サンタ追跡サイト」が、米Microsoftと北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)の提携により開設された。日本語版ページも用意されている。

 「サンタ追跡サイト」は、NORADが開設する毎年恒例のサイトで、サンタの地球一周の旅をウェブで見ることができる。今年はMicrosoftとの提携により、サンタの村に遊びに行けたり、クリスマスまでの間に毎日1タイトルずつ公開されるゲーム、クリスマスの音楽やサンタの居場所に関する最新情報などのコンテンツも用意される。

 また、ウェブサイトはタッチ操作に最適化されており、タッチ操作で簡単にサンタの村を探検したり、ゲームを遊んだり、NORADのサンタ追跡オペレーションセンターにSkypeで電話するといった操作が可能。Internet Explorer 11対応のタッチ対応デバイスでは、サイトを最大限に楽しむことができるとしている。

 サイトでは、NORADがサンタを追跡する理由についても説明している。それによると、きっかけとなったのは1955年、米国の百貨店シアーズ・ローバックが「サンタへの直通電話」を開設して広告を掲載したが、その電話番号が誤ってCONAD(中央防衛航空軍基地、NORADの前身)の司令長官への直通電話になっていたことに由来する。子供たちからの電話を受けた当時の司令官は、サンタが北極から南に向かった形跡がないかを部下にレーダーで確認させ、子供たちにサンタの現在地に関する最新情報を伝えたという。

(三柳 英樹)