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「Chrome 33」ベータ版公開、Custom Elementsに対応

 米Googleは16日、ウェブブラウザー「Google Chrome」の最新ベータ版となるバージョン33.0.1750.29と、Android版(Chrome for Android)の最新ベータ版となるバージョン33.0.1750.31を公開した。

 Chrome 33ベータ版では、開発者がウェブアプリ内で新たなHTMLタグを定義できる「Custom Elements」に対応。Custom Elementsは、現在、仕様策定が進められている「Web Components」の構成要素の1つで、開発者が新たにタグを定義できるようになることで、ウェブプラットフォームに抽象化とモジュール性をもたらし、ウェブアプリケーションをより簡潔な方法で構築できるとしている。

 このほか、「Web Speech API」の音声合成機能への対応や、ウェブ決済を容易にする「requestAutocomplete API」のMacでの対応、「Page Visibility API」の非プレフィックス化、WebFontのダウンロード最適化などを行っている。

(三柳 英樹)