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「Yahoo!地図」に大雪災害状況を反映、“動いていない鉄道路線”など可視化

 ヤフー株式会社は19日、「Yahoo!地図」において、日本各地の大雪災害状況に対応した「鉄道運休情報」と「道路通行実績情報」の提供を開始した。大雪災害エリアおよびその周辺の“動いていない鉄道路線”と“通行実績がある道路”を同時に目視できるため、移動手段の最新状況を地図から直観的に把握することが可能だという。

PC版

 鉄道運休情報は、Yahoo!地図のサービス担当者による独自調査に基づいたもの。運休区間がピンク色の線や×印で示される。日本各地のJR・私鉄が対象で、大雪の被害状況に合わせて随時更新する。特に被害が大きい山梨県、群馬県などにも対応済みだとしている。Yahoo!地図のPC版、スマートフォンブラウザー版、iOS/Androidアプリ版から参照できる。

 道路通行実績情報は、本田技研工業株式会社から提供を受けたもの。「インターナビ」搭載車両から収集した走行軌跡データをもとに、実際に車両が通行した実績のある道をYahoo!地図上に青色で示す。対象エリアは、関東甲信越、静岡などの高速道路、一般道路。過去4時間分の通行実績情報を1時間ごとに更新する。

 なお、通行実績があると表示されている道でも通行できることを保証するものではなく、緊急交通路に指定されるなど、通行が規制されている可能性もあるとしている。道路通行実績情報は、Yahoo!地図のPC版とスマートフォンブラウザー版から参照できる。

iOSアプリ版
Androidアプリ版
スマートフォンブラウザー版
道路通行実績情報の表示メニュー

(永沢 茂)