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「Skype for Outlook.com」日本で提供開始~Outlook.comから利用が可能に

 米Microsoftは4日、「Skype for Outlook.com」を日本を含むワールドワイドで運用開始すると発表した。Skype for Outlook.comは、MicrosoftのWebメールサービス「Outlook.com」画面から直接、Skypeの連絡先にビデオ通話、音声通話、チャットで連絡を取れるようになる。

 Skype for Outlook.comは、2013年4月に英国ユーザーに限定して公開され、その後米国、欧州数か国のみで公開されるにとどまっていた。それが今日の発表により、日本国内でも利用できるようになる。

 利用するためには、事前にプラグインのインストールが必要となる。対応WebブラウザーはWindowsのInternet Explorer、Chrome、Firefox、およびMac OS XのSafari。MacのSafari対応は今回新たに追加された。

 Microsoftは、「PCユーザーに対してはHD画質ビデオ通話にも対応した」としている。利用にはHD画質ディスプレイ、対応Webカメラ、高速インターネット接続が必要となる。

 合わせて、すでに提供済みの地域で指摘されていたバグも修復された。これはOutlook.comとSkypeアプリケーションを同時に起動している状態で通話を受けた場合、受話しているにもかかわらず、片方では呼び鈴が鳴り続ける問題で、利用者から不満の声が上がっていた。

(青木 大我 taiga@scientist.com)