ニュース

バッファローが企業向けUSB 3.0メモリを発売、ウイルスチェック機能付きも

 株式会社バッファローは14日、法人向けUSB 3.0メモリを発表した。設定管理ソフト「SecureLock Manager2」とハードウェア強制暗号化に対応する「RUF3-HSシリーズ」(容量:32/16/8/4GB)、これらに加えてウイルスチェック機能も搭載する「RUF3-HSTVシリーズ」(容量:32/16/8/4GB)を、5月中旬からOA機器販社や家電量販店、同社直販サイトなどで販売する。

RUF3-HSシリーズ
RUF3-HSTVシリーズ

 両シリーズの共通機能として、ハードウェア強制暗号化機能を搭載。暗号方式はAES-256bit。保存してあるデータはハードウェア上で強制的に暗号化されるため、ユーザー自身での暗号化操作は一切不要。暗号化のし忘れも防止できる。

 別売の設定管理者ソフト「SecureLock Manager2」にも対応。パスワードの一括設定や配布用にUSBメモリを読み取り専用にするなど、多様な設定が行えるという。

 また、両シリーズともに高速接続規格のUSB 3.0に対応する。USBコネクタ部分はスライド式でボディ内に収納できるキャップレス構造で、持ち運び時にコネクタを保護できる。

 RUF3-HSTVシリーズでは、これらに加えて、トレンドマイクロ製「Trend Micro USB Security 2.1」を搭載。簡単な操作で有効にでき、インターネット経由で最新パターンファイルに自動更新できる。システムに常駐することで感染ファイルの侵入を自動検知し、対象ファイルを隔離する。同機能のライセンス期間は5/3/1年間の3タイプから選択できる。

 価格例としては、ウイルスチェック機能・5年ライセンス付きの4GBモデルが1万7700円(税別)、8GBモデルが2万円(同)、16GBモデルが2万5000円(同)、32GBモデルが3万2600円(同)。ウイルスチェック機能なしの4Gモデルが1万2700円(同)、8GBモデルが1万5000円(同)、16GBモデルが2万円(同)、32GBモデルが2万7600円(同)。

(川島 弘之)