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4月末に修正されたFlash Playerの脆弱性を悪用するウイルス、日本で感染拡大
(2014/5/21 14:03)
ESETは21日、Flash Playerの脆弱性「CVE-2014-0515」を悪用するウイルスが日本国内で多く確認されているとして、注意を呼び掛けた。
ウイルスは、CVE-2014-0515を悪用するトロイの木馬およびその亜種で、日本では5月20日に感染が増加したことが確認されている。ESET製品では「SWF/Exploit.CVE-2014-0515」として検出する。
CVE-2014-0515は、4月28日に修正されたFlash Playerの脆弱性で、脆弱性の修正前に攻撃が発生する“ゼロデイ攻撃”に悪用されていたことが確認されている。ESETではウイルスに感染しないための対策として、ウイルス定義データベースを最新にアップデートすることや、OSやソフトウェアのアップデートを行い、セキュリティパッチを適用することなどを呼び掛けている。