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無料公衆Wi-Fiサービス「フリースポット」が多言語対応に

 株式会社バッファローは、フリースポット協議会が運営する公衆無線LANサービス「フリースポット」の導入キット2製品、「FS-600DHP」、「FS-HP-G300N」のファームウェアVer3.31を近日公開する。

 FS-600DHP、FS-HP-G300Nは新ファームウェアにより、フリースポット利用者のパソコンやスマートフォンからのアクセスに対して、あらかじめ設定したURLにリダイレクトさせるポップアップ機能を改善した。これにより、スマートフォンに自店の広告ページやクーポンを表示するなど、フリースポットを販売促進のツールとして活用することも可能となる。また、FS-600DHPでは新たに自動ファームウェアアップデート機能に対応する。

 バッファローでは新ファームウェア公開に合わせ、メール認証サーバーもアップデートする。

 メール認証サーバーのアップデートにより、公衆無線LANサービス「フリースポット」のメール認証画面の表示言語に中国語繁体・中国語簡体・韓国語が追加され、従来の日本語・英語と合わせ、5言語対応となる。サーバーのアップデートのため、フリースポットのオーナー側では作業は不要。自動的に多言語対応となる。

 また、店舗・施設に設置する「フリースポット接続ガイド」にも中国語繁体・中国語簡体・韓国語版を追加。フリースポットのホームページ提供のPDFファイルを印刷して利用できる。バッファローでは、「近年増加するアジア圏からの訪日外国人観光客に無料のWi-Fiサービスを提供でき、店舗・施設に魅力アップにつながる」としている。

フリースポットの中国語繁体メール認証画面
フリースポットの韓国語設定ガイド

(工藤 ひろえ)