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2017年には世界の半分がオンラインに、一方で現在のネット人口2%未満の国も

 ITU(国際電気通信連合)は21日、インターネットにアクセスできる人口が2017年までに世界の半数を超えると発表した。同日、ニューヨークで開催された国連ブロードバンド委員会が、世界のブロードバンド状況に関する報告書の2014年版としてまとめたもの。

 世界のネット人口率はすでに40%を超えており、2014年末には29億人に達する見込み。また、現時点で50%を超える国は77カ国あり、2013年の70カ国から増加したという。トップのアイスランドは96.5%に上る。一方で、アフリカなどではまだ2%未満の地域があることも指摘している。

 ネット人口の増加は、スマートフォン/タブレットによるモバイルブロードバンド技術の発展が後押し。2014年末までに、23億人以上がモバイルブロードバンドを利用するようになるとしている。

(永沢 茂)