ニュース

ソフトバンク、クラウドサービス「Cloud PF Type A」で国産LLMを活用した生成AIサービスを提供

 ソフトバンク株式会社は、オラクル・コーポレーションおよびSB Intuitions株式会社との協業に基づき、「Oracle Alloy」を採用したクラウドサービス「Cloud PF Type A」で、SB Intuitionsの国産大規模言語モデル(LLM)「Sarashina」を活用した生成AIサービスの提供を6月より順次開始する。

 Cloud PF Type Aは、「Oracle Cloud Infrastructure」(OCI)の200種類以上のAIおよびクラウドサービスが利用可能な「Oracle Alloy」を活用したクラウド基盤を、ソフトバンクの日本国内のデータセンターに導入したもの。国内のデータセンターで、ソフトバンクが管理・運用することから、ソブリン性(データが国内に保存され、海外企業に依存しない状態で管理できて主権が保たれ、独立していること)を備えることが特徴となる。

 SB Intuitionsが開発を進める国産LLMのSarashinaをCloud PF Type Aで利用することで、利用者が保有する機密情報やデータなどを連携させた生成AIサービスを、データ主権を備えた環境下で利用できるようになる。文章の校正やレポートの自動生成、社内ナレッジと連携したプログラミング支援機能に加えて、人と自然な対話が可能なエージェントや、複数のAIが協調して課題解決を行うマルチエージェントシステムの構築などが提供される。

 ソフトバンクは、オラクルが提供する分散型クラウドに加えて、オラクルのエンタープライズ向けの生成AIサービス「OCI Enterprise AI」や、大規模なAIモデルの学習・推論・運用を支えるOCIのAIインフラストラクチャーを展開し、AIサービスの開発と拡張を支援するとしている。