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Apple、不具合でiOS 8.0.1の配信停止、数日のうちに8.0.2を提供予定

 Appleは、iOS 8の不具合を修正するソフトウェア更新の提供を開始したが、更新後に不具合が報告されたとして、配信を一時停止している。不具合が発生したユーザーにはiOSの再インストールを案内しているほか、問題を修正したiOS 8.0.2は、数日のうちに提供される予定としている。

 iOS 8は9月17日(米国時間)から提供が開始されたiOSの最新版。iPhone 4S以降やiPad 2以降などで利用でき、無料でバージョンアップできる。

 問題となっている「iOS 8.0.1」は、iOS 8のいくつかの不具合を修正するソフトウェアアップデートとして9月24日(米国時間)から提供が開始されたが、更新したユーザーのうち、iPhone 6とiPhone 6 Plusのユーザーからは、圏外になる、指紋認証センサーのTouch IDが利用できない、などの不具合が報告されたため、アップデートファイルの配信が一時停止されることになった。

 Appleは、iOS 8.0.1にアップデートしたために、iPhone 6/iPhone 6 Plusのユーザーにおいて、通信ができない、Touch IDが使えないといった不具合が発生していることを認めた上で、iTunesを通じてiOSを再インストールする方法を案内している。また同社は問題を解決したiOS 8.0.2を準備中で、数日のうちに提供する予定としている。

 なお、Healthアプリは、今後提供されるiOS 8.0.2へのアップデート後に使えるようになる予定。

(太田 亮三)