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バッファロー、災害時開放機能を備えた法人向け11ac無線LANアクセスポイント

 株式会社バッファローは、災害時などに無線LANを開放する「緊急時モード」を搭載した法人向け無線LANアクセスポイント「エアステーション プロ WAPM-1166D」と、集中管理ソフトウェア「WLS-ADT」を11月中旬に発売する。

エアステーション プロ WAPM-1166D

 「エアステーション プロ WAPM-1166D」は、公共施設などへの複数台設置に適した管理機能を搭載する法人向けの無線LANアクセスポイント。無線LAN規格はIEEE 802.11ac/a/b/g/nに対応する。

 災害時などにあらかじめ設定した共通SSIDにより無線LANを開放できる「緊急時モード」を搭載。学校の体育館や自治体の施設など、避難場所になりうる場所への設置に適しているとしている。LANケーブルを用いて電力給電できるPoEに対応。50度の環境下での動作も保証しており、温度が高い場所への設置も可能となっている。

 WAPM-1166Dの価格は3万9800円(税別)。本体サイズは152×182×35mm。重量は約407.3g(アンテナ含まず)。

 「WLS-ADT」は、複数台の無線LANアクセスポイントの一括設定が行えるソフトウェア。リスト形式の操作画面で、複数のネットワーク機器の管理が行える。複数の無線LANアクセスポイントの電波調整を自動で実施する機能や、WAPM-1166Dの緊急時モードを一括設定する機能などを備える。

 WLS-ADTの価格は1万9800円(税別)で、管理機器を1年間・最大5台までサポートするバンドル版保守パックが付属する。2年目以降は追加料金で保守サポートを延長できる。

(三柳 英樹)