ニュース

「第8回電子出版アワード」、投票受付開始

 一般社団法人日本電子出版協会(JEPA)は、「第8回JEPA電子出版アワード」の一般投票受付を開始した。JEPAサイトより誰でも投票可能で、12月3日22時まで投票を受け付ける。

 今年は「デジタル・インフラ賞」「スーパー・コンテンツ賞」「エクセレント・サービス賞」「チャレンジ・マインド賞」「エキサイティング・ツール賞」の5部門で、35の作品やサービス、ツールなどがノミネートされた。これら各賞候補の中から、大賞も選出される。

 JEPA電子出版アワードは、日本の電子出版の普及と技術向上を目的に、サービスやコンテンツ提供者に対して授与するもの。コンテンツ主体のゲームソフトからオンラインサービスに至るまで、広義の電子出版物を対象としている。今年の傾向としては、コミック系のサービスや、その海外展開が目立つという。

 2013年の電子出版アワード大賞は、高瀬拓史氏の「でんでんコンバーター」が受賞。エキサイティング・ツール賞もでんでんコンバーターが受賞した。このほか、デジタルインフラ賞に「Amazon KDP」(アマゾンジャパン)、スーパー・コンテンツ賞に「Dモーニング」(講談社)、エクセレント・サービス賞に「デジ本(デジポン)」(三省堂書店)、チャレンジ・マインド賞に「デジタルペーパー」(ソニー)、選考委員特別賞に藤井大洋氏と青空文庫がそれぞれ選出された。

 一般投票のほか、JEPAの会員社は法人としてジャンルごとに20票投票が可能。集計結果は12月18日に発表し、その場で大賞も選出する。

(三柳 英樹)