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Intel製スティックPCをアイ・オー・データが4月末に販売開始、ディスプレイやキーボードとのセット販売も

 株式会社アイ・オー・データ機器は、スティック型コンピューター「インテル Compute Stick(型番:CSTK-32W)」を、4月末から販売開始する。想定価格は2万500円(税別)。アイ・オー・データとして初めて取り扱うPC“本体”製品となる。

「CSTK-32W」

 Compute Stickは、米Intelが「2015 International CES」で発表したスティックPC。テレビや液晶ディスプレイのHDMI端子に挿すだけ(別途電源必要)で、PCとして使用できる。筐体内部には、マイクロファンを搭載しており、高解像度の動画を再生するといった高負荷時でも安定して動作するという。OSは、Windows 8.1 with Bing 32bitを搭載する。

 CPUはAtomプロセッサZ3735F(1.33GHzクアッドコア)、メモリは2GB、ストレージはeMMCの32GB。通信機能は、IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0に対応。インターフェイスは、HDMI出力端子×1、USB 2.0ポート×1、microSDXCカードスロット×1、充電用microUSB端子。本体サイズは37×103×12mm(横×奥行×厚さ)、重さは約53g。ストラップホールも備えている。

 アイ・オー・データでは、液晶ディスプレイやキーボード/マウスなどとのセット商品もラインナップ。想定価格は、23.8インチ液晶ディスプレイ「LCD-MF243XDB」とのセット「CSTK-32W/D」が4万5000円(税別)、液晶ディスプレイおよびMicrosoft製ワイヤレスキーボード/マウスをセットにした「CSTK-32W/WD」が4万8500円(税別)。このほか、Compute Stickとキーボード/マウスのセットも3商品ラインナップする。

 アイ・オー・データでは、個人ユーザーのほか法人ユーザーもターゲットとしており、デジタルサイネージ用端末のほか、プロジェクターに挿して使うプレゼンテーション用端末、共有スペース用PC、教育用PCなどでも利用できるとしている。

本体をディスプレイに直接挿せる
液晶モニターやワイヤレスキーボードのセットを用意する

(山川 晶之)